2016年12月29日
相続税というのは割合によるわけではない
相続というのは、意外とやることが多い法律的行為です。昔は長子相続というのが多かったのですが今では原則的には差をつけることはできないです。もちろん、誰に多く、というのも不可能ではないですがすべてを、というのはできないようになっています。例外がないわけではないですが原則的に遺留分、というのがあります。また、相続には優先順位があります。
伴侶と子供が優先されます。何かと相続関係では親族でもめるイメージがあるかもしれませんが、実は借金でもしていない限り、伴侶と子供がいればほかの親族、兄弟に行くことはありませんから、弁護士を入れればもめることはないです。相続税に関しては相続した財産の金額によって決まることになります。ですから、別に兄はいくら、弟はいくら、というような形ではないので注意しておきましょう。
相続に関する割合ですが、遺留分を超えているならば調整は可能です。しかし、それでもそれは確実にもめる要因になりますから、覚悟しておきましょう。それに相続税の支払いはキャッシュが基本になります。そのため、どうしても土地での相続などになりますと支払いの苦労することになります。その点も配慮しておいたほうがよいでしょう。