2020年01月14日
形見分けのリストを作ることも終活の一つです
一言で終活といっても、私物の整理をはじめとして、預金の管理、医療や葬儀に関する希望を書き残すなど、様々なことを行わなくてはいけません。終活の作業を始めるときは、行わなければいけないことをノートに書き出してから、一つひとつゆっくり行っていくとよいでしょう。
何をすればいいのかわからない場合は、書店でエンディングノートを購入すれば、やっておきたいことが項目ごとに紹介されていますので活用してみましょう。また、形見分けを希望している場合は、形見として誰に何を持っていてもらうのかを考える必要があります。
形見分けを検討しているときは、私物を整理するときに同時に行ってしまえば、後からの作業が楽になります。まず、私物を整理する中で、手元に残しておくものと捨てるもの、形見として誰かに持っていてほしいものを分けていきましょう。
そして、後から空いている時間を利用して、誰に何を残したいかをリスト化していきます。ノートに一つひとつ書き残しておくだけでも、ある日突然に自分にもしものことがあったときに家族に伝わりやすいです。また、形見として持っていてほしいものは、できるだけきれいな状態にしておくことも大切です。
たとえば、ネックレスや指輪といったアクセサリーを形見として持っていてほしいときは、専用のクリーナーなどできれいにしておきましょう。自分の手ではきれいにできない場合は、早めに専門の業者にクリーニングや修理を依頼しておくと安心です。