2018年06月15日
祥月の意味合い及び法要に関して
祥月と言いますのは、故人が他界し葬儀を執り行って一周忌以後の、死亡した月の事を意味する言葉になります。1つの例として、4月1日において亡くなられた方の祥月と言いますと4月になります。祥にはめでたいといった主旨がありまして、儒教においては亡親祭りの際に活用する漢字になります。
中国の儒教において、先祖が命を落として十三月目の祭りに関しては小祥忌それから、十五月目の祭りに関しては大祥忌といいます。それから死亡した月は祥月とよぶようになったといわれているようです。それに加えて、一説においては正月の正忌月を省略して祥月となったとも指摘されています。
祥月に関しましては、祥月命日、あるいは祥月供養というキーワードで非常によく知られています。祥月法要は、一周忌の後については、三回忌、さらに七回忌そして、十三回忌それから、十七回忌や二十三回忌また、二十七回忌、三十三回忌と継続していきます。
三十三回忌或いは五十回忌をもちまして、弔い上げとするケースが多いです。年忌法要を除いた祥月命日に関しては、身内で仏壇をお手入れしお供え物をおこなって、墓参りを通して、故人をしのび供養することになります。祥月命日に対しまして、月毎の命日を供養することを、月命日とよびます。